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資本金について
現在は、資本金1円でも株式会社が設立できます。
また、一時期ありました確認会社のように5年以内に増資しないといけないという規定もありません。つまり、「会社を設立する」ということだけで考えると、いくらでもいいということになります。
しかしながら、実務面からいいますと、やはりある程度の資本金を積んでおいておいた方がいいでしょう。1円会社が話題であったときは、あえて資本金1円で会社設立することも「話題性・時代の旬」ということでアピールとなるなどそれなりに意味もあったでしょうが、現状ではそのような意味合いは薄れました。
資本金の額はどれくらいが妥当か
信用性の側面とキャッシュフローの側面から考えてみましょう。
会社としての信用性を考える
会社としての信用性の側面からは、やはり大きいに越したことはありません。
当然、会社の信用性は、資本金の額だけで分かるものではありません。しかし、資本金の額は登記事項ですから、登記事項証明書に記載されています。第三者がその会社を調査する際に、容易にチェックできるのです。あなたなら、資本金10万円の会社と資本金1000万円の会社、どちらの会社を信用しやすいですか?
キャッシュフローを考える
業種によっても異なりますが、小売業や製造業でしたら通常、まず仕入れのために資金が必要です。材料が加工されたり、商品が販売されて、何ヶ月か後に初めて売上げとして会社にお金が入ってきます。つまり何ヶ月かの間、収入なしに出て行くばかりの時期が発生するということになります。当然、会社にとってお金は血液ですから、資金がショートしたとたんに事業が立ち行かなくなります。
当面の資金をどこから調達するのか、少なくとも2〜3ヶ月は収入がなくても、資金が回せる余裕が欲しいところです。すべてを資本金で賄う必要はありませんが、スタート時にある資金として有効活用するべきと考えます。
以上を参考に、資本金の額を設定してください。


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